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住宅の購入で失敗したくない!賢い土地の選び方を解説

つい家ばかりに注目しやすい住宅の購入。

確かに良い暮らしを送るにあたり、家の間取りや外観など住宅の仕様は気になるところです。

ただ家作りに力を注ぐあまり、土地探しを怠ると、後々になって失敗することになるでしょう。

住宅の購入というのは失敗すればそれでお終いです。賃貸の物件と違って、気に入らなければ引っ越すということもままなりません。

今回は入居後に失敗することがないように、『賢い土地の選び方』を解説します。

それぞれのライフスタイルに合わせて最も良い土地を選びましょう。

土地探しの失敗例

住宅を購入する場合、まずその家を建てるための土地が必要になります。土地がないと家は購入できないので、住宅を建てる際にはまず先に土地を探すことになるでしょう。

土地探しをする際に、よく調査せず、適当に土地を選んでしまうと後々になって失敗に遭いやすいです。

例えば、家を建てるにあたって「必要なスペースを確保できない」ケースなどがあります。

いくら土地の所有者といえど、用途地域のルールには従わないとならず、自由気ままに家を建てることはできません。

一見すると広々とした土地に見えるものの、実は建ぺい率や容積率が低い土地で、いざ住宅を建てようとしても制限のせいであまり大きな家を建てられない恐れがあるので注意しましょう。

良い暮らしを求めるならば、良い土地が不可欠です。だからといって、高価すぎる土地を購入すれば予算が圧迫され、「住宅の購入に必要な資金を残せなかった」なんて失敗を招くこともあるでしょう。

予算の問題があるので、土地はできるだけ安い方が良いのですが、かといって安すぎる土地というのも危険です。

相場から見て明らかに安い土地というのは何かしらの問題を抱えている可能性が高く、「入居してから近隣住民との間でトラブル」になり、失敗したという人もいます。

閑静な住宅街かと思って引っ越してみたら、夜になると交通量が増えて「騒音の多い土地だった」という失敗例もあります。

土地を購入する際には、その土地だけでなく、その周囲にも注意を配らないとなりません。さらに、昼だけでなく、夜の住環境などもチェックしておいた方が良いでしょう。

購入する土地について細かく調べることが、土地探しのポイントでもあります。入居してから失敗に遭うことがないように、賢く土地を探しましょう。

土地を探す前にエリアを決めよう!

土地というのは日本全国、どこにでもあります。ネットの検索機能を用いれば、それこそ自宅にいながらであっても土地探しができるでしょう。

しかし、いくら良い土地があるからといって、まったく縁もゆかりも無いような土地に引っ越したいという方は少ないでしょう。

日本という広大なマップの中から理想の土地を探すのは大変です。そこで、土地を探す前にまずどこの地域に住みたいのか、エリアを選択しましょう。

この街に住みたいという、大まかなエリアを設定することで、その地域の中から希望に合致した土地を探すことができます。

エリアの選び方ですが、実家が近い方が良いという人もいれば、通勤や通学がしやすい場所が良いという人もいることでしょう。

それぞれのライフスタイルに合わせて最も快適な地域を選ぶことをオススメします。

エリアでチェックすべき5つの項目

具体的に、一体どこを評価軸にエリアの良し悪しを決めれば良いのでしょうか?

エリア探しでチェックしておきたいポイントを5つ紹介します。

  1. 職場や学校へのアクセス
  2. 駅までの距離
  3. 買い物施設の有無
  4. 銀行や病院、公共施設の有無
  5. 地域の将来性

まず職場や学校へのアクセスについて問題のないエリアなのかを必ずチェックしておきましょう。近くに駅はあるのか、無いならどうやって職場まで行くのか、交通手段を含めて知っておく必要があります。

「電車が無くてもバス停があれば十分」という人もいれば、「電車を使いたいので駅があるエリアが良い」という人もいるでしょう。

駅が近くにあるといっても、ラッシュアワーに巻き込まれながら職場や学校に行くのは嫌でしょうから、混雑する時間帯などもしっかりと調べておく必要があります。

加えて、駅から自宅までの道はどうなっているのか、夜道でも安全に通れるのか、などの駅周辺の情報も調べておくと良いですね。

他にも、自宅の近くに買い物ができる場所があるかどうかの情報も重要です。買い物施設といっても、コンビニと大型ショッピングセンターでは、買える物に違いがあります。

たとえ自宅の近くに買い物施設がなくても、駅の近くに大型のショッピングセンターがあれば、仕事の帰り道などに買い物ができるので便利です。

また、病院などの公共施設も近くにあった方が良いでしょう。病院が近くにあれば万が一のことがあっても安心です。

さらに子供がいる家庭の場合、住む予定の地域がどこの校区に属するのかまで調べておきましょう。たとえ近くに学校があっても、校区が違うと、別の遠くにある学校に通わなければならず、不便です。校区について調べておけば、通学に適した地域に家を建てられるでしょう。

これらの要件に加え、将来性もチェックしておきたいポイントです。

時代が変われば街も変わるもの。再開発の計画はあるのかなど、将来を見越してエリアを決めましょう。

住宅で暮らすということは、今後何十年にもわたって同じ場所に住むということです。後々になってこんな筈では無かったと、失敗することがないように多角的に地域について調べましょう。

土地選びのコツは優先順位を決めること

住みたい地域が決まったら、次にするべき事はエリア内で住みたい土地を見つけること。

希望に合致した土地を購入することで、土地探しは無事終了します。ただ、理想の土地というのはそう簡単に見つかるものではありません。

土地というのは住宅と違って、自由にサイズを拡大できるものではないからです。

今ある土地の中で、もっとも理想に近い土地を探さなければならず、理想が高すぎるとなかなか良い土地には巡り合えないでしょう。

いくら理想の土地が見つからないからといって、何年も土地探しに時間を費やすわけにはいきませんよね。

1.優先順位を決める

土地探しをするにあたって、まず大切なことは優先順位を決めることです。

何を重要視しているのか、土地に対する優先順位をハッキリさせておきましょう。

「広い土地」が良いのか、「安い土地」を求めているのか、それとも「アクセスの良い土地」を希望しているのか、など。優先すべきポイントは人それぞれです。

希望をすべて満たしてくれる土地というのはなかなか見つからないものです。時には妥協も必要でしょう。優先順位を明確にしておけば、多少は妥協しつつも、重要なポイントについては妥協せずに済みます。

土地探しには意外と時間がかかります。できるだけ早く土地を見つけるためにも、本当に優先したい物は何なのかを事前に決めておくと良いでしょう。

2.用途地域を確認する

土地を探す際には、どの用途地域に属している土地なのかを必ず確認しておきましょう。

用途地域が違うと、建物が受ける制限にも違いが出てくるからです。用途地域によっては背の高い建物が建てられないこともあるので、注意しましょう。

さらに用途地域によっては、飲食店などのお店がまったく無い場所もあります。それぞれの好みや価値観、ライフスタイルに合わせて相性の良い用途地域の土地がオススメになります。

3.建ぺい率や容積率をチェック

建ぺい率容積率を確認せずに土地を買うと、制限を受けることで希望するサイズの家を建てられない恐れがあるので注意が必要です。

土地といっても、無制限に大きな建物を建てられるわけではありません。住宅のサイズに関しては制限を受けます。

その制限を知る手がかりが建ぺい率と容積率です。それぞれの土地で決められている建ぺい率と容積率の範囲内で住宅を建てることになるので、大きめの家を建てたいという方は土地の大きさだけでなく、建ぺい率や容積率もチェックしておいてくださいね。

4.変形地にもメリットはある

土地というと、正方形や長方形などの四角形をイメージするもので、それ以外の変形地は、どうしても形が歪な分、住み難いイメージが付きものです。

実際、住みやすさだけを求めるなら、四角形の土地がオススメになるでしょう。ただ、変形地にもメリットはあります。

まず変形地というのは形が歪な分、相場よりも安いです。さらに、三角形のような形状の土地であれば、余った部分を中庭にしたり、花壇にするなど、形式にとらわれず自由に使えるというメリットがあります。

他方で、変形地だと家を建て難いというデメリットもあるので注意しましょう。

変形地の購入を希望しているのであれば、変形地でも家を建てられる工務店を探しておく必要があります。ハウスメーカーの中には、変形地などの特殊な土地での建設を苦手としているところもあるので気を付けてくださいね。

土地を買う前に確認すべき3つのこと

良い土地が見つかったからといって、すぐに買ってはいけません。本当にその土地は安全なのか、必ずチェックしておきましょう。

土地を買う前に調べておきたいおことは主に3つ。

  1. 地盤
  2. 浸水
  3. 境界線

まず住宅を建てるからには、本当に住宅建築に耐えうる地盤なのかを確認しておく必要があります。

なにしろ日本は地震が多い国です。どこのエリアで住宅を建てようとも、地震の被害に遭うリスクがあります。

どれほど耐震性能が高い住宅であっても、地盤が弱いと意味がありません。必ず土地を買う前に地盤調査を行い、地震への耐性がある土地なのかチェックしておきましょう。

地盤について注意深く調べることで、安全な土地を購入することができます。

土地探しでチェックすべき事は地盤だけではありません。もしも洪水が発生した時、その土地が浸水するリスクはあるのかを知る必要があります。近くに川はないのかなど、浸水についても調べておきましょう。

災害について知りたい時は、ハザードマップを活用すると良いですよ。

それから、その土地の境界はどこにあるのか、境界線も確認しておきたいポイントです。

土地の境界を巡って隣人とトラブルになるという事例は非常に多いです。土地を購入する際には、どこからどこまでが自分の土地なのか、境界標などを見てしっかりと確認しておきましょう。

境界を確認する際には、実際に隣地に住んでいる人に話を聞くなどして、しっかりと調査をしておいた方が良いです。

もしも境界が不明瞭な場合は、測量をするなどの対策を講じ、トラブルを未然に防ぎましょう。

抵当権が入っている土地は注意!

土地というのは高価な財産です。中には土地に抵当権を設定して融資を受ける人もいることでしょう。

抵当権とは、金融機関等がお金を貸した場合、その債務(借金)の返済ができなかった場合に、担保資産を売却して債務回収する権利のことです。その債権(借金を返済してもらう権利)を確実にするために、担保となる不動産(住宅ローンであれば、ローンを組んで購入した自宅)に対して抵当権の設定(抵当権を確実にするために登記すること)を行います。

引用元:任意売却相談【全国住宅ローン救済・任意売却支援協会】無料相談

このような権利関係の情報というのは、土地を見るだけではわかりません。土地の売買をする際には、「権利関係に問題はないのか」、「抵当権が入っていないのか」などの情報をチェックしておきましょう。

もしも抵当権が入っている土地を購入すると、その抵当権を巡って面倒なトラブルに巻き込まれる恐れがあります。

抵当権があるならなぜあるのか、それは消滅する予定があるのか、いつまでに消滅するのかなどを必ず確認しておきましょう。

不動産会社選びは「信頼性」を基準にすべき

土地を探す場合、不動産会社に協力を求めることになるでしょう。この時、必ず信頼できる不動産会社を選ぶべきです。

実は、不動産会社はレインズと呼ばれるネットワークから不動産の情報を検索することになるので、情報量に大差はないです。どこの不動産会社を利用したところで、同じデータベースを通じて土地を探すことになります。

では、どこを基準に不動産会社の良し悪しを判断すれば良いのかというと、それが「信頼性」です。誠実に対応してくれる不動産会社が理想でしょう。

ただでさえ土地探しは時間がかかる作業です。信頼できない不動産会社に任せると、かえって余計な時間を取られるばかりか、心労まで重なるでしょう。

その反面、信頼できる不動産会社であれば、こちらの要望に応じて最もオススメの土地を見つけてくれるはず。信頼できる不動産会社に土地探しを依頼すれば、忙しい人でも難なく理想の土地が見つかるでしょう。

土地に使える予算の上限を設定する

住宅購入では、土地だけではなく住宅も購入しないとなりません。予算の大部分を土地に充ててしまうと、予算が不足し、住宅を買えなくなってしまいます。

これでは土地を買う意味がありませんよね。

後々になって予算が足りなくなったという失敗を未然に防ぐためにも、いくらまでならば予算におさまるのか、土地に割ける予算の上限を設定しておきましょう。

予算の上限が決まれば、あとはその範囲で最も希望に合致した土地を探すだけとなります。優先順位をしっかりと決め、より希望に近い土地を選びましょう。

土地の選び方のまとめ

今回は住宅を建てるにあたって必要な「土地の賢い選び方」について解説しました。

これから土地を探すという方は、住宅購入で失敗しないように、細心の注意を払って土地を探しましょう。

土地を探すにあたって、まずはエリアを探しましょう。希望するエリアが見つかることで、ようやく本格的に土地を探すことができます。

容積率や建ぺい率などをチェックし、希望する土地が見つかったら、本当にその土地は安全なのかの調査も忘れずに行ってください。

良い土地が見つかっても、予算が足りなければ住宅を買えません。しっかりと資金計画を組んだ上で、ライフスタイルに適した土地を探す、それが土地探しで失敗しないコツです!