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注文住宅の費用を安くしたい!9つのコストダウン方法とは

注文住宅の魅力といえば、オーダーメイドで家を作れること。

カタログに載っている規格化された家と違って、0から設計を描くことができるので、一人ひとりのニーズに合った「世界に一つだけの家」を建てられます。

ただし、良いことばかりではないので注意が必要です。オーダーメイドで家を建てるということは、その分だけ費用がかさみやすく、あれもこれもと注文を付けていくと予算をオーバーしてしまう恐れがあります。

家作りに妥協は禁物ですが、かといって予算が足りないのではどうしようもありません。

「注文住宅を建てたいけど、予算がオーバーしてしまう…。」

そのような悩みを抱えている方は、コストダウンにチャレンジしてみましょう!

コストダウンのコツを実践すれば、予算をオーバーすることなく、注文住宅を建てることができるはず。

今回は、注文住宅の費用を抑えるための

  • コストダウンのコツや方法

を解説します。

注文住宅の価格が高い理由

注文住宅のメリットといえば、細部にまでこだわってプランニングをし、図面を描けることです。住宅の間取りや外観、内装、設備、さらには使用する材料に至るまで、すべてを自分で選択して家を建てることができます。

まさに「世界に一つだけの家」となるでしょう。

同じ家族世帯といっても、ライフスタイルは人によってそれぞれ。どのような家を望むかは多様にあります。このような家が欲しいという強いこだわりもあるでしょう。

そのような個人的なこだわりをすべて実現しようとするとなると、カタログに載っているような規格化された住宅では難しいです。

しかし、自由に設計できる注文住宅ならば、どんな要望にも応えられるでしょう。

希望や要望を反映できるという強みが注文住宅にある反面、そのこだわりが原因となって価格の高騰を招くというデメリットがあります。

いくら良い家にしたいからといって、豪華な設備ばかり取り入れたり、国内では手に入らないような海外の材料だけで建設しようとすれば、確実に費用は跳ね上がるでしょう。

また、規格化された住宅と違って0から建てる注文住宅は、作業がマニュアル化され難いため工期が延びやすいです。

設計を描くにしても、ほぼ白紙の状態からプランニングをしなければならないので、何度も担当者と打ち合わせをしなければならず、なかなか工事を始めることができません。

工期が延びれば、その分だけ人件費も増えますし、仮の住まいにかかる住居費も高くつくでしょう。

既に完成済みの建売住宅や、規格化されているカタログの家と違って、注文住宅はオーダーメイドで作る分、手間が多く、費用も高くなりやすいのです。

注文住宅を建てる場合、コストを上手に調整できないと、すぐに予算をオーバーすることでしょう。

注文住宅のコストを抑える9つの方法

確かに無計画に注文住宅を建てると、予算はあっという間に底をつくでしょう。しかし、それは工夫次第でなんとでもなります。

というのも、注文住宅は0からプランニングをするスタイルの住宅ということもあってか、予算やコストの調整がしやすいからです。

間取りや設備、材料などを好きなように選べる注文住宅ならば、「コストをかけたい部分」と「そうでない部分」を選別することができるので、予算の調整が容易に行えます。

実は注文住宅のコストダウンのポイントは、この選別にあります。

これから注文住宅を建てる予定があるという方は、そもそもどこに拘っているのか、そしてどこならば予算を減らしても良いのか、しっかりと区別しておきましょう。

重要な個所とそうでない箇所を区別することで、コストダウンの戦略が見えてきますよ。

1.拘っていない箇所の素材は安いものを選択

注文住宅の場合、一つ一つの素材にまでこだわることができます。ただ、特に素材については何でも良いと考えているのであれば、できるだけ安い素材を選択しましょう。

こだわりがあるにしても、リビングの素材は良くしつつ、収納スペースは安い素材を使用するなど、使い分けることで予算を調整することが可能です。

こだわるべき部分についてはこだわりつつ、こだわりがない部分は安くすることで、コストを削減しながら、理想の注文住宅を建てられるでしょう。

2.床面積を減らすとコストダウンできる

注文住宅の費用を節約したいなら、床面積を一度見直してみましょう。

せっかく住宅を建てるなら、広い家に住みたいという方は多くいることでしょう。住宅の床面積が広がると、その分だけコストが増大します。

しかし言い換えると、床面積を小さくすればその分だけコストダウンができるということです。予算がオーバーしそうな時は、まずは床面積の調整から始めるのがおすすめですよ。

床面積を減らすといっても、必ずしも部屋を狭くするということには繋がりません。例えば、間取りから廊下を消してしまえば、部屋のスペースを狭くすることなく、廊下が無くなった分だけ床面積を減らせます。

参考元:『39坪 2階建 南向き』の間取り|「あたりまえ」の間取り集|ミサワホーム

床面積が縮小できれば、工事費にかかる費用も減らせるので、注文住宅をより安くできるでしょう。

家を縮小することは必ずしも悪い事ではありません。床ではなく土地に余裕を残すことで中庭を作ることができますし、縮小した家を建てた後に増築をすれば新たに居住スペースを確保することもできますね。

住宅というのは建てた時の姿形で固定されるわけではありません。後からいくらでもリフォームすることが可能なのです。

もともと広さにそれほどこだわりがないというのであれば、余分な床面積を減らすことで、コストダウンをしてみましょう。

3.注文住宅は外観がシンプルなほど安上がり

注文住宅で自由に設計ができるというと、つい複雑で凝った外観の家にしたくなりますが、コストダウンをするならできるだけシンプルな外観の家がオススメ。

住宅は凝った構造になるほどコストがかさみやすいです。その反対で、典型的な箱型の構造は見た目が非常にシンプルで、簡単な技術で建てられるということもあってかコストが安くなりやすいです。

住宅の外観に関しては、コーナーの数が多くなるほどコストが上がると考えておいた方が良いでしょう。

デコボコした凹凸が多くあるような家の構造は費用が高くなりやすいので注意が必要です。

特に外観についてそれほどこだわりがあるわけではないのであれば、シンプルな形をした家にしてコストダウンさせると良いでしょう。

屋根の形に関しても、切り妻や片流れなどのシンプルな形をした屋根ほど安いです。

出典:大工工事作業用語集|厚生労働省

他方で、複雑な形をした屋根や、急こう配な屋根はコストが高くなりやすいです。屋根を安くするなら、シンプルなデザインで、なおかつ勾配が緩い屋根が望ましいでしょう。

同じ2階建ての家でも、部分二階建てよりも総二階建ての方が安くなりやすいです。

上記の図ように、1階のフロアと比べて2階のフロアの方が面積が小さくなる部分二階建ての場合、総二階建ての家と違って処理や工事が増えるので、かえってコストがかさんでしまうのです。

複雑な形をした2階建て住宅よりも、シンプルな形をした長方形の2階建ての家の方が安いということです。

以上のように、外観がシンプルになればなるほど、住宅は安くなっていきます。反対に、複雑なデザインを求めれば求めるほど、コストは上がっていくことでしょう。

4.部屋数が少ない住宅はコストも安い

これから住宅を建てるにあたり、それほど多くの部屋を求めていないのであれば、部屋数は少なくすると良いでしょう。

というのも、注文住宅は部屋数が少なくなればなるほど、コストも安くなるからです。

部屋数が少なければ、その分だけ材料費が浮きますし、エアコンや照明などの設備費用もカットできます。部屋が多いと、各部屋に一つ以上窓を設置することになりますが、部屋が少なければ窓の設置数も少なくて済みます。

以上のように、部屋が少なくなればなるほどコストダウンに貢献します。また部屋を無くすと空間が広がるので、開放的な住宅になるというメリットもあります。

中には「子供がいるので部屋が沢山欲しい」という家庭もあるでしょう。しかし、壁を設置することだけが部屋を作る方法ではありません。

パーテーションで仕切ったり、引き戸を設置するだけでも、新しい部屋を作れます。アイディア次第ではいくらでも子供部屋を作ることはできるのです。

なにより仕切りで部屋を区切る方法であれば、いざ子供が独立し、家を出て行った時、パーテーションを払うだけですぐに広々とした部屋に戻すことができます。リフォームの手間が不要になるので楽ができますね。

部屋数を削ることは、もともと部屋数はそれほど求めておらず、開放的な家を建てたかったという方ほど、相性の良いコストダウンの方法となります。

5.リビング階段で余計なスペースをカット

リビング階段と言えば、リビングに設置されている階段のこと。

階段というと廊下に設置されるイメージが付きものですが、このリビング階段はリビングに設置されているので、2階に上がるためにはリビングを通ることになります。

リビングからそのまま階段が続いているので、リビングが吹き抜けとなり、開放感が生まれるという利点があります。さらに、家族がリビングで常に行き交うのでコミュニケーションが取りやすいなどのメリットもあります。

そして、リビングに階段を設置することで廊下の必要性が無くなるので、廊下のスペースをカットすることができます。

廊下のスペースを無くすことができれば、その分だけ床面積も減るので、結果的に注文住宅のコストそのものを削減することができるでしょう。

6.三階のフロアをロフトにして床面積を削減

住宅は床面積が狭いほどコストが安くなります。そこでオススメになるのが、ロフトです。

ロフトとは高さが1.4m以下の空間のことであり、ロフトの面積は床面積には含まれません

そのため、3階建ての家を建てるよりも、2階建てのロフト付きの家を建てた方が、結果的に注文住宅のコストを削減できるでしょう。

「3階建ての家を建てたいけれど、コストは削減したい」

そのような悩みを抱えているのであれば、3階フロアはロフトに変更して床面積を減らすことをオススメします。

7.水回りは1ヶ所に集中させてコストダウン

注文住宅のプランニングをする時、トイレやお風呂、洗面所、キッチンなどの水回りはできるだけ同じ場所に集中させると良いでしょう。

水回りが近いと、給排水管を一か所にまとめるとができるので、コストを削減しやすいです。

同時に、水回りを給湯器近くに設置すると、ガス代の節約にも貢献するので、ランニングコストを下げることができます。

加えて、トイレも1つだけにすれば、数が少ない分コストを下げられます。もっとも、2階建ての住宅の場合、トイレは2つ欲しいという方もいるでしょうから、それぞれの価値観に合わせて数を決めることをおすすめします。

8.和室はこだわり過ぎない

和室というのは実は洋室よりも高くなる傾向があります。特に本格的な和室ともなると、コスト増に繋がるでしょう。

できるだけ安く和室を作りたいならば、高価な素材を使用せず、簡易的な和室にしましょう。

もしくは、和室は無くし、部屋はすべて洋室に統一するというのも一つの手です。

9.家具は既製品がオススメ

注文住宅の良い点は、図面をすべて自由に描けることです。ただし、いくら自由にデザインできるからといって、各部屋の間取りに合わせて家具もオーダーメイドで作るとなると、余計に出費がかさみます。

できるだけコストを削減するなら、家具は既製品を選ぶことをオススメします。

オーダーメイドの家具と違って既製品は安いです。なにより何十年と暮らしていると、いずれ家具も老朽化し、買い替える時が来るでしょう。

この時、オーダーメイドの家具だと買い替えるのも一苦労です。しかし既製品であればすぐにでも買い替えることができるので、手間がありません。

余計なコストと手間を省くためにも、家具については既製品が望ましいでしょう。

ちなみに、家具に限らず、設備関係は既製品を選んだ方が結果的に安く済みやすいです。注文住宅を建てるからといって、あらゆる設備をその家に合わせる必要はありません。特に設備にこだわりがないのであれば、特注の品よりも既製品を選ぶと良いでしょう。

注文住宅は確かに無計画に建てれば、建売住宅などと比べてコストが高くなりがちです。

しかし、以上のような工夫次第では、いくらでも調整が可能なのです。

こだわりが無いなら建売がオススメ

注文住宅は、確かにやり方と工夫次第ではコストを削減することが可能です。しかし、ここで挙げたコストダウンの方法をすべて選択すると、自由性の低い家になってしまいやすく、建売住宅を購入するのと大差がないです。

むしろ工期が短く価格も安い建売住宅の方が、魅力やメリットがあるほどです。

注文住宅の魅力は、自由な設計を描けることです。

特にこだわりがなく、プランニングをする理由がないというのであれば、建売住宅の方がオススメになるでしょう。

注文住宅と建売住宅には、それぞれに一長一短があります。ライフスタイルを鑑み、もっとも相性が良い方法で家を建てましょう。

注文住宅のコストダウンのまとめ

今回は「注文住宅のコストダウンの方法」について解説しました。

注文住宅はこだわりを反映させた、オーダーメイドの家を建てられるという魅力がある反面、コストが上がりやすいというデメリットがあります。

予算をオーバーさせることなく、低コストで注文住宅を建てたいならば、今回紹介したコストダウンの方法を実践してみましょう。

こだわるべき部分についてはこだわりつつ、そうでない部分はコストダウンをする。そのように予算を調整することで、より安く注文住宅を建てられるでしょう。

コストダウンを実践するのであれば、「一体なぜ注文住宅にしたのか」というこだわりの部分を明確にしておく必要があります。

「こだわりたい部分」と「こだわる必要がない部分」を見極めることが、注文住宅の予算を削減するコツです。